外国語を学ぶことは、単語や文法を覚えるだけではありません。異なる文化の価値観や表現習慣を理解する助けにもなります。
来週、学生たちと外国からの交換留学生を迎えることになっています。みんな英語はかなり上手ですが、会話中に誤解が生じないか、やはり心配です。
そういうことはよくあります。言葉を正しく話せても、意図まで正しく伝わるとは限りません。文化によって、礼儀や断り方、気遣いの表し方が違いますからね。
前にも、ある学生が外国人の友人に「考えてみてもいいですよ」と言われて、本当にまだ検討しているのだと思っていました。あとになって、それが実は遠回しな断り方だったと分かったんです。
そうですね。私が中国語を教えていると、学生たちは中国人の「ご飯は食べましたか」という質問を、プライバシーを詮索しているように感じることがあります。でも実際には、親しみを表しているだけで、本当に答えを知りたいわけではないことが多いんです。
そう考えると、言語を学ぶことは、別の眼鏡にかけ替えるようなものですね。同じ言葉の裏に、まったく異なる習慣や価値観が隠れていることもあります。
そのとおりです。率直に表現することを重視する文化もあれば、相手の面子を保つことをより大切にする文化もあります。そうした違いを学んでこそ、自分の基準だけで相手を判断しなくなるんです。
では、学生たちには自己紹介を練習させるだけでなく、誤解が生じやすい場面も用意して、どのように返事をすればよいか話し合ってもらいます。
とても良い考えですね。相手をすぐに失礼だと決めつけず、まずきちんと確認しようとするだけでも、今回の交流には十分な意味があります。
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