パッケージの大きな文字は消費者を誤認させやすく、小さな文字の商標説明だけでは知る権利を十分に守れません。
娜娜さん、昨日『手打ちそうめん』を買ったんですが、手作りだと思っていました。ところがニュースを見たら、実際はライン生産だったそうです。
私も見ました。パッケージには『手打ち』の文字がとても大きく書かれていて、その横に『まるでお母さんの手打ち麺のよう』と書いてありました。確かに誤解しやすいですね。
でもメーカーは、それは単なる商標名であって製造方法を示すものではないと言っています。この説明、ずいぶん都合が良すぎませんか。
それがいわゆる『計算された商標』です。大きな文字で注目を集め、小さな文字で商標だと書いておいて、問題になると『だましてはいない』と言うのです。
普通の人が麺を買うときに、パッケージを何分も研究したりしませんよね。『手打ち』と書いてあれば、当然手作りの食感を想像します。
その通りです。言葉はもともと判断に影響を与えるものです。商標と広告文句を並べるのは、言葉遊びをしているようなものですね。
では、消費者は気付いた後に権利を守ることができるのでしょうか。毎回泣き寝入りするわけにはいきませんよね。
できます。過去にも似たような事例があり、裁判所が事業者に賠償を命じたことがあります。今は管理も強化されていて、消費者を誤認させる商標は処分の対象になる可能性があります。
これからは大きな文字だけを見るのではなく、小さな文字も確認しないといけませんね。麺を買うだけなのに読解問題を解いている気分です。
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