思春期の子どもが初めて誰かに好意を抱いたとき、親は勉強への影響を心配する一方、厳しくしすぎると親子のコミュニケーションが損なわれるのではないかと不安になります。
さっき、ある生徒の保護者からメッセージが来たんです。娘さんの日記に、クラスの男子が好きだと書いてあるのを見つけたそうで、すぐにやめさせたほうがいいかと聞かれました。私もとっさにどう返事すればいいのか分からなくて。
頭ごなしにやめさせると、かえって逆効果になるかもしれませんね。思春期の子どもが誰かに好意を持つのはごく普通のことです。大切なのは、その気持ちとどう向き合えばいいのか、どんな一線を越えてはいけないのかを子ども自身が分かっているかどうかです。
私もそう思います。でも、保護者が一番心配するのはやっぱり成績ですよね。二人が毎日話して、夜も寝ずにやり取りして、勉強に集中できなくなるんじゃないかって。
だからといって、まったく知らないふりをする必要もありません。まずは子どもの話を聞いて、それから一緒にルールを決めるといいですね。例えば、勉強や睡眠に影響させないこと、外で会うならどこへ行くのか、何時に帰るのかを親に伝えることなどです。
一番心配なのは、焦った親がこっそり日記を読んだり、スマホを勝手に見たりすることです。子どもは自分が尊重されていないと感じて、そのうち何も話してくれなくなります。そうなると、かえって状況が分かりにくくなりますよね。
そうですね。それに、勉強のことだけでなく、身体的な接触についての境界線もきちんと伝える必要があります。落ち着いて話せばいいですし、必ずしも「早すぎる恋愛」なんてレッテルを貼る必要はありません。
では、明日はまずその生徒と話してみます。付き合っているのかとは直接聞かずに、最近どんな気持ちなのか、何か悩んでいることはないか聞いてみます。
そのほうが自然ですね。少なくとも、大人が自分を問い詰めに来たわけではないと分かってもらえます。子どもがまだ大人に本当のことを話そうと思ってくれているなら、いろいろな問題を少しずつ解決していけるはずです。
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